ASAHIネットは株式会社朝日ネットが運営しているISP(インターネットサービスプロバイダ)です。WiMAX以外にも光回線のプロバイダであったり、IPV6 IPOE接続に必要なネットワーク設備を提供するVNE事業も行っています。
WiMAXよりも光回線系のほうが有名なプロバイダです。
WiMAX2+では時折、半年ほど月額料金を無料にするなど破格なプランもだしていましたが、2022年3月1日よりWiMAX+5Gにも参入しているので、ASAHIネットWiMAXの評判や料金プランなどを検証しました。
ASAHIネット WiMAX+5Gは料金面での評判が悪い
あまり派手な広告なども出していないために、知名度としてはそれほど高くないのですが、サービスそのものは非常に盤石な体制で運営されています。
ですから回線サービス自体への不満は非常に少ない印象です。
料金プランもシンプルで「キャッシュバック」などの手間がかかる特典ではなく、契約後最大○ヶ月無料!というスタイルの割引をしています。
しかし、最近はあまり長い無料期間を設けていません。また、現在は3ヶ月無料のキャンペーンを行っていますが、4ヶ月目以降の月額料金が4,928円と他社プロバイダと比較しても500円以上は高い金額設定となっています。
機種代金も無料ではなく、キャンペーンで割引されて5500円の料金がかかります。無料で出しているプロバイダが多いので無料だと良かったのですが。
このように料金が少しづつ高く設定してあるために、料金面でお得感が無いという声が多くあります。
ASAHIネットWiMAXの料金プランとキャンペーン
端末代金は代金引換での送付となるために端末代金とは別に代引き手数料の440円が追加でかかります。 それ以外の事務手数料や月額料金の支払いはクレジットカード支払いとなります。口座振替での契約はありません。
料金比較をすると割高なプロバイダになる
WiMAXはプロバイダによって利用料金が変わります。しかし、プロバイダごとに特典や料金割引が変わります。
ASAHIネットWiMAXのメリット
- オプションで固定IPを利用できる
関係ない人には関係ないのですが特定のオンラインゲームであったり、ネット証券や家の見守りカメラ、サーバー用途やリモートデスクトップ接続など、IPアドレスが固定でないと接続できないサービスもあります。
グローバルIPサービスなどは他のプロバイダでも扱っていますが、固定IPアドレスサービスを行っているのはASAHIネット WiMAXだけです。
もしWiMAXで固定IPを探しているならASAHIネット WiMAXが対応しています。
ASAHIネットWiMAXのデメリット
一方でデメリットを見ていきましょう。
- 料金が高い
- 端末も有料
- 契約期間が2年で2年以内の解約は違約金がかかる
- プラスエリアモードのオプション料金がかかる
料金が高い
初月を含めて3ヶ月は無量になるものの、他にキャッシュバックなどの割引プランがありません。 さらに月額料金が高い設定になっています。
端末も有料
機種代金も有料になります。機種代金は割引されて5500円+代引き手数料440円の5940円で購入できるものの、例えばBILGOBE WiMAXなら20,000円ほどのキャッシュバックがありますから、もっと安く機種も購入できます。
3年契約でも良ければ機種は無料になることがほとんどです。
端末代金や月額料金はどうしても割高に感じてしまいます。
契約期間が2年
契約期間が2年で2年以内の解約の場合には違約金15000円がかかります。他の料金が割高なうえに中途解約時にさらに追加料金がかかります。
契約期間内での解約は避けたいところです。
プラスエリアモードの料金がかかる。
3年契約のプロバイダだと、プラスエリアモード利用時のオプション料金は無料です。 ところがASAHIネットWiMAXは2年契約なのでプラスエリアモードを利用した月は1100円のオプション料金が月額料金に加算されます。
ASAHIネット WiMAXはこんな方におすすめ
結論としてASAHIネット WiMAXを契約するなら「固定IP」をWiMAXで利用したい方が契約するのがいいでしょう。 固定IPはASAHIネットしかやっていません。
固定IPは利用しない(通常ネット接続するだけならいらない)かたは別のプロバイダのほうが料金面でもお得になります。